最近、思うこと「ガイドラインってありがたい…!」
皆さん、こんにちは。
今日はガイドラインについてです。
きっと諸先輩方は「ガイドラインなんて更新されるごとに読んどるわ!」という方もいらっしゃるでしょう。
今回はガイドラインを敬遠している方に向けての共感と応援です。
ガイドラインって分厚い
いままでは勉強でガイドラインを遠ざけてきました。
実物を見ると分厚いですし、「これ読むの?えー、無理」となっていました。
webで調べると、わかりやすいけど浅い!
ただ、ある記事を書いているときのことです。
「webで調べるだけだと、なんだか『なるほど。』感に欠けるな。」
と壁にぶち当たってしまいました。
そして、重い腰をあげて、とうとう読んでみましたのです。
すると、なんということでしょう!
webで調べるよりも、とっても役に立ちそうです!
他の疾患の過去の記事についても、ガイドラインを読んでアップデートしなくては、とも思いました。
webで調べるメリットと限界
疾患について調べるにあたって、webでは患者様向けの噛み砕いたサイトがあるのが、メリットですが、限界やデメリットがあります。
- 一般向けの内容が多い
- どのような症状で日常生活に影響があるのか具体的に示されていることもあり、患者の気持ちを理解する一助になる
- ⇔複数閲覧しても、重複している点が多い
- ⇔薬剤師として、医療者として、どういったポイントがあるのか、という情報は少ない
- 検索結果がたくさん出てくる
- ⇔ サイトの信用性を見分ける必要がある
- ⇔検索ワードを入れて、適切なサイトを選び出す、という手間が生じる
ガイドラインのメリット
ガイドラインにはそれぞれに個性がありますが、上記のような心配はありません。
そして、疾患に特有の薬剤の注意点なども載っており、添付文書だけではわからない情報を入手することもできます。(例.ベーチェット病の患者に対して、シクロスポリンは急性型神経型ベーチェット病の発症を誘発することがあるため、既往のある者には使用しない、など)
- 信用度が高い
- 網羅されているため、参照は必要に応じてすればよく、トータルとして調べる時間が少なくて済む
- 医師や医療者を想定して書かれているため、特に疾患特有の業務上、注意するべきポイントがつかみやすい
最近、CQ形式が増えているからでしょうか。
読み始めると面白くて、結構夢中で読んでしまいます。
アララ、今日の「なるほど。」:ガイドライン読みましょう!
いかがでしたか?
案ずるより産むがやすし!(使い方あっているでしょうか?)
遠回りしてwebを読み漁るより、ガイドラインで知りたい情報をサクッと読んでしまいましょう!